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 雛形  


4つの雛形を例として記載しますが、遺言を残す理由により、内容が多少変わってきます。
また、内容や法定相続人の構成によって、自筆証書遺言で十分な場合と、公正証書遺言書にすべき場合に分かれます。
例1.事業承継があるとき
例2.妻一人だけに残したいとき
例3.老人ホームに遺贈したいとき
例4.一般的な事例のとき

言書  (例1.事業承継があるとき)
遺言者田中一郎は、この遺言書により次のとおり遺言する。

第1条
妻田中花子に、次の物件を相続させる。

 (1)北海道函館市○○町1丁目2番3
      宅 地 333.00u
 (2)同所同番地所在
      家屋番号  番1
      木造モルタル亜鉛鋼板葺2階建 居宅1棟
      床面積  1階 85.40u
           2階 55.80u
 (3) 前記家屋内にある什器備品その他を含む一切の動産
第2条
長男田中弘士に、遺言者の経営する函館商会の後継者として、その事業経営をするために、次の物件を相続させる。

 (1)北海道函館市○○町2丁目2番2
      宅 地 456.70u
 (2)同地同番地所在
      家屋番号  2番1
      鉄筋コンクリート造陸屋根3階建 事務所兼店舗
      床面積  1階 215.35u
           2階 215.35u
           3階  20.20u
第3条
長女田中幸子には、現住居建設の際に資金援助をしてあるので、次の債権を相続させる。

 (1)北洋銀行函館支店の定期預金の全額
 (2)株式会社○○の株式全3,000株
第4条
遺言者は、この遺言の執行者として、次の者を指定する。
    住所  北海道亀田郡大野町本町247-5
    職業  行政書士
    氏名  一柳 均

    生年月日昭和○○年○○月○○日
遺言執行者は、相続人の同意を要せずして、預貯金の解約請求等をするなど、この遺言を実現するために必要な一切の行為を行う管理処分権限を有する。

平成18年○月○日
          遺言者  
田 中 一 郎  印

  ※参考 封筒(表) 遺言書 本遺言書は家庭裁判所へ提出のこと
        封筒(裏) 平成○○年○月○日  日本太郎 印

                           (封印も忘れずにして下さい)
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遺言書
 (例2.妻一人だけに残したいとき)
第1条
遺言者は、遺言者の有する不動産、預貯金、現金その他を含む一切の財産を、遺言者の妻で推定相続人である純子(昭和○○年○○月○○日生)に相続させる。

第2条
遺言者は、この遺言の執行者として、前記純子を指定する。
遺言執行者は、相続人の同意を要せずして、この遺言執行に必要な一切の行為を行う権限を有する。

                 
(年月日、署名押印省略)
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遺言書 (例3.老人ホームに遺贈したいとき)

第1条
遺言者は、遺言者の有する預貯金、現金その他を含む一切の財産の中から金○○万円を限度に遺言者の死亡にかかる葬儀費用、納骨費用に充て、その残金を社会福祉法人○○老人ホームに遺贈する。
第2条
遺言者は、この遺言の執行者として、次の者を指定する。
    住所  北海道亀田郡大野町本町247-5
    職業  行政書士
    氏名  一柳 均

    生年月日昭和○○年○○月○○日
遺言執行者は、相続人の同意を要せずして、預貯金の解約請求等をするなど、この遺言を実現するために必要な一切の行為を行う管理処分権限を有する。
遺言執行者は、預貯金の払戻しをし、その中から金○○万円の範囲内で遺言者を弔うための葬儀費用、納骨費用を支払うものとする。
付言事項

私は現在、八十五歳である。縁あって、一昨年から老人ホームである社会福祉法人○○会で過ごしている。子供はおらず、兄弟はあるものの、今はほとんど交流はない。今後も引き続き、この老人ホームにお世話になりそうであるので、万一に備え、この度、遺言を書くこととした。
死後の葬儀と納骨は、前記遺言執行者で任意後見受任者である一柳行政書士に託したい。これが、老人ホームへの私の感謝の気持ちである。

                 
(年月日、署名押印省略)
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遺言書 (例4.一般的な事例のとき)
遺言者山田太郎は、この遺言書により次のとおり遺言する。
第1条 次の不動産は妻道子に相続させる。
      (1) 東京都町田市宝船1丁目1番地1
             宅地  123.45u
      (2)同所同番所在
             木造2階建  居宅
             床面積    1階  52.50u
                      2階 42.10u
第2条 ○○株式会社株式5千株を、長女花子に相続させる。
第3条 ○○銀行定期預金600万円を、長男一郎に相続させる。
第4条 以上を除く残余の遺産はすべて妻道子に相続させる。
                                以上
上記遺言を明確にするため、遺言者はこの遺言全文を筆記し、日付及び氏名を自署して押印する。
平成18年○月○日
   東京都町田市宝船1丁目1番地1  遺言者  日本太郎  印

                  
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