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何ごとも「段取り七分」というように、事前に準備がきちんとされていると、ものごとがうまく進みます。
ここでは自筆証書遺言の遺言書を作成しますが、他方式の遺言書を作成する場合でも必要な準備です。
最低限これだけは必要と思われるものは、次の2つです。

必要書類の収集
公正証書遺言を作成するときと同じく、必要な書類などを集めます。
・遺言者の生まれてから現在までが記載されている戸籍謄本
・受遺者がいれば、その戸籍抄本または住民票
・全ての不動産の登記簿謄本
・全ての不動産の固定資産評価証明書


財産目録の作成
・全ての不動産を、登記簿謄本どおりに転記して、時価額を記載する。
・預貯金を銀行別、種類別、口座別に整理して、記載する。
・有価証券を会社別、種類別、口座別に整理して、記載する。
・生命保険を会社別、種類別などに整理して、記載する。
・退職金を概算で記載する。
・自動車、ゴルフ会員権など、その他の財産を記載する。
・負の財産、ローンや借金を、全て記載する。
・合計計算をしておく。
今現在はないが、将来に発生することが確実、または可能性がある財産変動があれば、そのことも記載する。
たとえば、書面を交わした贈与の約束とか、友人の連帯保証人になっていることなどは、記載しておくべきです。

このような準備をしているうちに自然に湧きあがってくるのが、「来し方・行く末への想い」だと思います。
楽しかったことや悲しかったこと、親切にしてもらった方や恩義を受けた方のこと、感謝の気持ちや将来への希望することなどが、思い起こされることでしょう。
また、自分の「死」を考えたとき、そのときに家族に望むこと、自分の葬儀やその後の措置について望むことなどが、思い浮かびます。
そのような、愛情と心の想いを頭の中でまとめたり、メモ書きで整理しておいてください。

                  
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